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コラム

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クラウドってナニ?~クラウドを使うメリットとデメリット~

2021.04.20

今回は「クラウド」に関するお話です。
クラウド
は、正式には「クラウドコンピューティング」といって
従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを
ネットワーク経由でサービスとして利用者に提供する仕組みのことをいいます。

使うわたしたちは、直接目にすることがなく、インターネットの向こう側にある環境を使って
サービスを受けるということから、空にある「雲」に例えてクラウドと呼ばれているわけです。

クラウドは、最近になって一気に普及しましたが
その理由としては、ネットワークが高速になったということが挙げられます。
近年では、無線でも100Mbpsを超える速度で、しかも定額で通信ができるようになりました。
したがって、ネットワークの速度が上がり、大きなファイルを送受信することも可能となっています。

このように、普及がめざましいクラウドですが
そのメリットとデメリットをお話していきましょう。


【クラウドのメリット】

1,資源の無駄を削減できる
アプリケーションだけでなく、CPUやストレージ、ネットワークやデータベースなど
多岐にわたって、無駄を省くことができます。
また、クラウドによってOSのインストールやアップデートの適用
バックアップの取得など、処理に時間がかかっていた作業も少なく済みます。

2,リスクを分散できる
ハードウェアやサービスとして使用するだけでなく
データやコンテンツもクラウド上で共有し、組み合わせることで
連鎖的に価値を高めていくことができます。
災害時に備えてバックアップを保存しておくなど
その用途は多岐にわたります。


【クラウドのデメリット】

1,ネットワーク上のリスク(ファイアウォールを経由しないとき)
公衆無線LANや携帯電話回線の高速化によって
社内だけでなくさまざまな場所からクラウドを利用できるようになりました。
便利になった反面、社内でしか閲覧できなかったはずの情報が
外部に漏えいしてしまうリスクを生じることもあります。
これまで、社内のファイアウォールなどでアクセス制御をおこなっていたとしても
そのファイアウォールを経由しない以上、管理が難しいものとなってしまいます。



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